トイレに掃除機をかけたらダメな理由とは

トイレに掃除機がダメな理由

掃除機は、髪の毛や細かいホコリなどを吸い取るには最適の掃除用具です。
居間の絨毯などは掃除機をかければ汚れもすっかり取れて快適ですが、トイレには掃除機をかけないのがおすすめです。
トイレの床には髪の毛などが落ちやすいのでついつい掃除機をかけてしまいがちですが、トイレは基本的に掃除機を使わないで掃除することが推奨されているんです。

というのも、掃除機は水気を嫌うからです。
トイレというのは、特に男性が使用すると尿が床に飛び跳ねる可能性があります。
掃除機が水分を吸入してしまうと故障につながることが多いので、トイレの掃除には掃除機を使用しない方が無難です。

それだけではなく、掃除機のヘッドに尿などが付着してしまうと、家の居間などを掃除する際に菌をまき散らしてしまうことになってしまい大変危険です。
せっかトイレをきれいにするために掃除機をかけても、実際には逆効果になることもあり得ることを覚えておきましょう。

トイレに掃除機をかけてしまった場合の対処法

トイレに掃除機をかけてしまった場合には、ヘッド部分に付着している可能性のある菌などを拭き取るために、除菌クリーナーを使用するのがおすすめです。
さらに、雑菌の繁殖を防ぐために、掃除機の中に溜まっているゴミはすぐに処分することが大切です。

どうしてもトイレの掃除に掃除機を使いたいという場合には、トイレ専用のヘッドを用意することも考えられます。
こうすれば、トイレの雑菌が他の部屋に移るのを防ぐことができます。
掃除機のヘッドはホームセンターなどでも販売されていますので、付け替えのできる掃除機ノズルを買い求めるのも良い考えです。

トイレマットなどはついつい掃除機で汚れを吸い取りたくなるものですが、尿が飛び散っている可能性を考えて、掃除機をかけずに洗濯をしてしまうことをおすすめします。
トイレマットを洗濯する際には、洗濯機に入れる前にカーペットクリーナーを使って髪の毛などを除去しておくと良いでしょう。
トイレマットを洗濯機に入れたら、漂白剤を加えるのも忘れないようにしましょう。
こうすることによって、しっかりと除菌ができます。

基本的にトイレは、掃除機を使わずに拭き掃除をするのがおすすめです。
クエン酸などを使ってアルカリ性の汚れを除去するようにすれば、トイレの汚れもきれいに落とすことができます。
トイレ用のお掃除シートは市販されていますので、これを活用するのも便利です。

トイレを掃除する際には、必ず手前から奥に向かって掃除するようにしましょう。
フローリングワイパーを使えば、かがまずにトイレの床を掃除することができて便利です。
アンモニア臭が気になる時には、クエン酸を使ってお掃除をすれば臭いを効果的に除去することができますので、ぜひ試してみてください。