トイレ掃除のブラシを選ぶ際に確認するべきことについて解説

トイレ掃除のブラシを選ぶ際に確認するべきことについて解説

トイレを洗う時のブラシ選びのコツ

トイレ掃除をする時に必要になるのが便座内を洗うブラシです。
最新型の便器では水を流すことで内部に水流が起こり汚れを簡単に流してくれる働きがありますが、水流だけで完全に汚れを落とすことはできません。

特に便器の縁の裏側など完全に水が回らない場所には汚れが蓄積しやすく、長く放置してしまうことで落ちない汚れに変化してしまいます。

そこでおすすめなのがトイレ清掃に適したブラシの使用です。
トイレブラシは100均やホームセンター、または家具雑貨専門店に行くとたくさんの種類が販売されています。

トイレブラシは大きく分けて「ブラシタイプ」と「スポンジタイプ」の二種類です。
いずれも40cmくらいの柄の先にブラシやスポンジがついているもので、洗剤と一緒に使用していきます。

スポンジタイプのメリットとしては素材が柔らかいことで、便器に傷がつきにくく出来ています。
便器の素材は主に陶器もしくは樹脂ですが、柔らかめの素材の場合、硬いブラシで強くこすると傷がついてしまうものです。

便器内に傷がついてしまうとそこに汚れが入り込みやすく、また耐久性も落ちてしまいます。
便器の素材を最初に確認し、金属製のたわしを使用する前には傷がつかないか確認してから掃除するようにしましょう。

ブラシタイプで気になるのが水はね

もう一つのブラシタイプは現在多くの家庭で使用されているタイプです。
スポンジタイプの場合、どうしても便器内を洗ったあとの水切れがよくないので、濡れたまま用具入れで保存してしまうとカビの原因になったりします。

その点ブラシタイプは水切れがよく、汚れがブラシ自身につきにくいので衛生面でメリットがあります。

しかしその一方で掃除をしている途中に水はねが起こりやすく、それが壁や床についてしまうことで汚れが拡大してしまうという点がデメリットです。

一般的にトイレブラシとして使用されるのはプラスチック製のものですが、中にはアルミ製やスチールワイヤー製のものもあり、それらは便器内部を傷つけてしまう恐れもあります。

最近は「洗剤のいらないトイレブラシ」として特殊な金属を素材にしたものもありますが、それらは適合する便器が限られてくるので、説明書やメーカーサイトを参考に使用する前に確認しておくようにしましょう。

またプラスチック製のブラシは、長く使っているとブラシの毛の部分が劣化して抜け落ちるようになってきます。

毛の部分が抜けやすくなってくるとトイレ内にゴミが落ちるようになり、詰まりの原因になりかねません。

ブラシの先が劣化し始めたら早めに新しいものに買い換えて、抜け落ちたゴミが散乱しないように気をつけましょう。