雪かきの効率的なやり方

スコップは必需品

雪のシーズンに入る前に、雪かきの準備をしておきましょう。
雪かきを効率的に行うためには、もちろんスコップが必需品です。
大雪の予報が出た後、ホームセンターやスーパーに人が押しかけてスコップが品切れになってしまうこともあるので、冬に入る前に余裕を持って買っておくのが良いでしょう。

スコップと一口に言っても、様々な異なる種類があります。
代表的なものには三つのタイプがあり、その一つはプラスチック、ポリカーボネート製のスコップです。
このタイプは非常に軽量なのが特徴で、お年寄りや力のない女性子供でも取り扱いやすいのがメリットと言えます。
降りたてで軽い雪の場合にはこれが向いているのですが、湿度が高く重くなってしまった雪には不向きです。

つまり、このタイプは軽く取扱いやすいものの、雪を砕くのが苦手ということです。
このデメリットを解消するために、最近では先端のみがアルミになっているタイプもあります。

もう一つが、アルミ製のスコップです。
金属のメリットを生かしているので、重く湿ってしまった雪を砕きやすいのが特徴です。
ただ、変形しやすいという特徴もあるので無理な使い方はできません。

最後は、昔ながらの重たい鉄製スコップです。
重たいので取り扱いにくく、ある程度力が必要になります。
ただその一方で、非常に頑丈で固い雪でも砕くことができるので、信頼できる1本になるでしょう。

効果的な雪かきの基本

雪かきを始める前に、まずストレッチなどで軽く準備運動をし体を温めましょう。
雪かきが原因で、思わぬ怪我や事故が起きることがあるからです。

スコップを使って雪かきする時には、左右、そして奥にスコップの先端を使って、雪を切り出すようなイメージで行いましょう。
雪の塊を掘り起こした時のサイズが大きくなりすぎないように、注意が必要です。
自分で運び切れるかどうか確認しながら、大きさを調整していきましょう。
体力だけではなく、雪のコンディションによっても影響されるので、無理のない大きさにしましょう。

雪かきでやってはいけないこととは?

雪を投げる時に、どこに捨てるかを注意しましょう。
ご近所さんの敷地に勝手に雪を投げたりすれば、当然ながら後でトラブルの原因となります。
用水路などに捨てられる場合は良いのですが、捨てる場所がない場合は、どこに雪を捨てるか集めるかを考えながら作業するのがおすすめです。

下に硬いものがあると、力任せにスコップを雪に刺した時に、怪我をしてしまう可能性があります。
衝撃が腕や手首にモロに伝わってしまい怪我をすることがあるので、力任せに一気をささないよう意識し、力を入れすぎず慎重にスコップを入れるようにしましょう。