バイクを洗車する場合の注意点
バイクというのは、メンテナンスに手をかけてあげればあげるほど長持ちしてくれるものです。
洗車についても同様で、ていねいに洗えば愛車は確実に応えてくれます。
バイクを自分で洗う時は直射日光の当たるところは避けるようにしましょう。
そうしないと洗剤が水で洗い流す前に乾いてしまって、跡が残る可能性があります。
ですからできるだけ日陰で洗車することが大切です。
バイクの洗車では汚れのひどい足周りを中心として洗うことが重要になってくるので、サイドスタンドを立てて洗車するようにしましょう。
そうしないと転倒する危険性があります。
リムやタイヤをきれいに洗うためには、メンテナンススタンドやジャッキを用意すると便利です。
バイクの洗車にはナイロンタワシやセームタオル、スチールウール、そして馬毛ブラシがあると作業がスムーズに行きます。
これらのアイテムはホームセンターで購入することができます。
洗車の方法
バイクは天候に関係なく公道を走り回る乗り物ですから、下部はかなり汚れているのが普通です。
ディスクローターやリムは特に汚れが付着する部分ですから、月に1回は念入りに洗うのがおすすめです。
洗わないでそのままにしておくと砂などがこびりついて取れなくなり、サビが出てきてしまいますから要注意です。
スチールウールを使うとキズが付いてしまうディスクローターも、ナイロンたわしを使えばきれいに洗うことができます。
スイングアームやスプロケットなども砂や埃が付着し、油汚れなどと混じって汚れがこびりついて取れなくなることがあります。
この部分は中性洗剤をスプレーして馬毛ブラシで洗うのがおすすめです。
エンジン周りは特に念入りに洗いたい部分のひとつですが、オイル漏れがないかどうかチェックしながら丹念に洗うことが大切です。
エンジンのクランクケースとフィンは馬毛ブラシで洗うのが最適です。
また、キャブレターなども馬毛ブラシを使うとキズをつけずにきれいに洗うことができます。
エンジン周りの油汚れがひどい部分は、馬毛ブラシに中性洗剤を吹きかけてこすると上手に取ることができます。
ちなみに洗車に使うバケツの水は、こまめに取り替えないと砂などが車体に傷をつけることがあります。
すすぎはしっかりと行う
洗剤をつけて洗った方は、すすぎをしっかり行わないと跡が残ってしまうことがあります。
水でよく洗い流した後は、セームタオルを使って水気をしっかりと拭き取ることによって美しい車体を維持することができます。
丹念に洗車することによって、バイクは見違えるようにピカピカになりますので、月に1回などスケジュールを決めて洗うようにするといいですね。