落ち葉掃除には竹ぼうきを使おう
秋の風情ではあるものの、落ち葉が多い季節になると落ち葉掃除が気になる方も多いのではないでしょうか。
落ち葉の掃除に使えるアイテムといえば、熊手やシダ箒などがあります。
熊手は熊の手を大きく広げたような形になっているので、柔らかい砂利や土芝生の植えの土の落ち葉をかき集めるのがとても得意です。
その一方で、木や草が多いところの掃除は苦手としています。
ツル性の植物に特に爪が引っかかりやすく、無理やり引っ張って使っていると爪がすぐにダメになってしまうんです。
思っているよりも大変な落ち葉掃除には、竹ぼうきがおすすめです。
竹ぼうきとは細い竹を束ねて作られたほうきのことで、とても丈夫なので、アスファルトやブロックコンクリートなど非常に硬い地面に擦り付けて掃除をしても壊れることがありません。
しっかりと落ち葉を集めてくれタフに働いてくれるので、一本持っておくととても便利でしょう。
竹は硬いため、落ち葉に負けることなくしっかりとゴミを集めてくれます。
また、濡れてしまった落ち葉も掃くことができるので、雨上がりの落ち葉掃除にも向いています。
造園屋の職人さんも庭木の剪定後に様々な道具を使って掃除しますが、最も優れているのは竹ぼうきだそうです。
竹ぼうきの正しい使い方
普段あまり使うことがないだけに、竹ぼうきの正しい使い方を知らない方も多いのではないでしょうか。
落ち葉掃除で最大限効果を発揮するためには、地面に対して45°以下の使い方をしましょう。
簡単にいうと、大きく寝かせて使うということです。
垂直にほうきを持って掃除をすると、竹ぼうきの毛の部分があまり大きく使えないので効率が下がってしまいます。
竹ぼうきは寝かせて使うことで、地面にこびりついてしまった濡れている葉っぱなども掃きやすくなるでしょう。
集めた落ち葉の処分方法
一昔前までは落ち葉で焚き火などをすることもありましたが、消防署の野焼きの取り締まりが厳しくなっていることや近所への影響を考え、近年は焚き火は避けるようになりました。
しかし、毎日落ち葉を掃除していると、あっという間にたくさん溜まってしまいます。
落ち葉を処分する方法は、主に二つあります。
一つ目はちりとりに入れてゴミ袋にしまい、自治体が定めている燃えるゴミの日にゴミ出すことです。
落ち葉は、家庭ゴミとしての扱いになります。
そしてもう一つの方法は、スペースがある場合に限りますが集めた落ち葉を腐葉土にするということです。
庭の土に穴を掘っておき、落ち葉を積み重ねてその上に土をかけてビニールシートをかけておきます。
数ヶ月してよく混ぜ、さらに数ヶ月置くと家庭菜園などにも使える土の出来上がりです。