カーポートの掃除方法と掃除の際の注意点

カーポートの掃除方法と掃除の際の注意点

カーポートを設置する前に知っておきたいこと

大切な愛車を保管するために設置しておきたいのがカーポートです。

カーポートは車庫と異なり、基本的には支柱と屋根の部分のみという構造をしています。

全くの雨ざらしの場合にはボディの汚れが気になりますが、カーポートを設置することで直射日光が自動車に当たるのを避けることができ、荒天時の乗り降りや荷物の積み下ろしもかなり楽になります。

自宅の庭に雨ざらしで駐車しているという場合は、カーポートを設置することで比較的安価に車を守ることが可能です。

ちなみに壁部分のないカーポートは固定資産税の対象にならないというメリットがあります。
固定資産税の対象となるのは「屋根があり三方以上が外周壁や建具で囲われている」ということが条件になっているので、よほど特別なカーポートでなければ課税されることはありません。

カーポートにもいくつか種類があり、一台用~複数台が収納できるタイプがあるので、時々自動車で訪れるお客さんがいる家庭ではサイズを選ぶようにするのがよいでしょう。

参考サイト→https://www.cainz.co.jp/reform/exterior/port/index.html

カーポートを清潔に保つための方法

カーポートは通常の車庫と違って構造が簡単なので、比較的掃除はしやすいでしょう。
ですがその分つい掃除が後回しになりやすく、気がつけばかなり劣化が進んでしまっていた、というようなこともあります。

カーポートの屋根の主な素材となっているのはポリカーボネートという素材で、やや丈夫なものでもアルミなどが用いられています。

カーポートで最も汚れがつきやすいのは屋根の部分で、特にポリカーボネートは長年直射日光を浴び続けることで破損しやすい素材です。

ですので年に1度程度はカーポートの屋根部分をキレイにしておきましょう。
具体的な方法としては、シャワーホースを使って屋根部分に水を注ぎ、それを柄つきのスポンジやモップを使って流していきます。

カーポートの屋根は人が乗れる強度になってはいるのですが、ポリカーボネートはあまり丈夫ではありませんので、できるだけはしごなど直接上に乗らなくてもよい道具を使い、どうしても届かないところには支柱部分を踏んでいくようにしましょう。

春先などには砂埃が多く付着してしまいますので、水洗いだけでなく中性洗剤を使うことでよりキレイに保つことができます。

ポリカーボネート用の洗剤は、業務用洗剤を用いるのがよいでしょう。
なお微細な表面キズについては、自動車用のワックスを使用することで表面をコーティングすることができます。

アクリル用の研磨剤を使ってしまうとかえって傷が広がってしまうことがあるので注意してください。