ジフの正しい使い方

ジフとは?

水回りのお掃除にとても便利なジフとは、クリームクレンザーのことです。
大きな特徴としては、アルカリ性であること、そして研磨剤が入った洗剤であることが挙げられます。

アルカリ性の特徴を持っているので、その反対の酸性である油汚れに高い効果を発揮します。
それに加え、研磨効果が高いためしつこい汚れにもすっきりと働きかけてくれるんです。
水垢などもかなりキレイに落とすことができるので、キッチンの頑固な汚れや洗面台などにも対応してくれます。

ただ、クレンザーが入っているため表面の素材を削りながら掃除することになります。
研磨効果を発揮しても問題ない素材かどうか、注意しながら使うことが必要です。

ジフのNGな使い方

よく落ちるからと、ジフをそのままスポンジにつけて何も考えずにどこでも掃除していると、思わないうちに傷がついてしまうかもしれないので要注意です。
意外と知られていないのですが、ジフのNGな使い方がいくつかあります。

まず一つ目は、ジフを直接スポンジにつけることです。
そのままスポンジにつけてしまうと、スポンジの奥までクレンザー、つまり研磨剤が入り込んでしまうので、研磨効果が薄くなってしまうんです。
スポンジの奥まで研磨剤が入り込まないようにするには、ラップなどで予防する必要があります。
ラップでこするのが難しい場合には、スポンジにラップを巻いた状態にしてからジフをつけるのがおすすめです。

ジフを使って掃除する時には、素手では決して使わないようにしましょう。
研磨剤やアルカリ性の成分が強いため、肌の弱い人は肌荒れを起こしてしまうことがあります。
ゴム手袋などをつけて掃除するようにし、直接肌に触れないようにしてください。

まだまだ汚れが落ちていないからと思い、何度も同じ場所をこするのもNGです。
皮膚の研磨効果が非常に高いので、ずっと同じ場所を擦っていると表面に傷がついてしまい、雑菌やカビが繁殖する可能性があります。
できるだけ往復しないように、優しくなでるような掃除を行いましょう。

ジフを使ってはいけないところ

シンクや洗面台など水回りの掃除に強いジフですが、実はジフを使ってはいけないところもあります。
研磨剤のせいで表面に傷をつけてしまうことがあるので、柔らかい素材には使えません。
お風呂の椅子などのプラスチック素材のもの、木製のまな板など傷をつけたくないアイテムにはジフを絶対に使わないでください。

なんとなく使ってしまったせいで大切なアイテムに傷をつけてしまった、なんてことにならないようにするために、正しいジェフの使い方とジフを使っても良い場所をきっちりおさえておく必要があります。
クレンザーのせいで酷い目に遭わないためにも、きちんと確認してから使用しましょう。