シンクを汚れにくくする
毎日きちんと掃除をしているはずなのに、どうしてもきれいになってくれないのがキッチンのシンクです。
ステンレス製のシンクというのは、買ったばかりのころはピカピカに輝いているものです。
ところが、毎日スポンジやタワシを使っている間にステンレスの表面に細かい傷がついてしまい、汚れが傷の部分に入り込んでしまうようになってきます。
シンクが白っぽくなってきた、掃除をしてもきれいにならないといった状態になった時には、シンクを撥水コーティングしてみるのも一つのアイデアです。
ステンレスのシンク専用のコーティング剤というのは表面の凸凹を滑らかにして膜を作ってくれるため、買ったばかりのときと同じような輝きを取り戻すことができます。
コーティング剤の使い方
シンクのコーティング剤は市販されていますので、買ってきて自分でコーティングをすることができます。
市販されているコーティング剤の中でも、特に使いやすいと評判なのが「ティポス 超撥水コーティング剤 弾き」です。
この製品はシリコンとフッ素樹脂の力を利用してシンクなどの水周りをコーティングするようにデザインされています。
水垢や石けん垢などの汚れを防止してカビの発生を防ぐ効果があるので、キッチンのシンクだけではなくて浴室やブロック塀などにも使用することができます。
この商品でシンクをコーティングするためには、まず最初にシンクをすっかりきれいにしておく必要があります。
スポンジと「ウタマロクリーナー」あるいは「ハイホーム」などといった研磨剤を使って、シンクの汚れをしっかりと落としましょう。
汚れを落とした後は乾拭きをして、水分を完全に乾燥させます。
この後、コーティング剤のボトルをよく振ってシンクにまんべんなく吹きかけます。
スプレーをした後はスポンジで全体に液を行き渡らせ、乾いた布で乾拭きします。
コーティングを長持ちさせるためには、シンクを傷つけないことが肝心です。
タワシなどでシンクをこすってしまうとコーティングが剥がれてしまいますので、シンクを掃除する時には柔らかいスポンジだけを使うようにしましょう。
塩素系漂白剤なども、できるだけ使わないようにしましょう。
また、コーティング剤を使用する際には必ずゴム手袋をすることも忘れてはいけません。
おすすめのコーティング剤
おすすめのシンクのコーティング剤は他にも、「WAKI 3年美キープ シンク用プロクリーナー」などがあります。
こちらは手袋とコーティングシートがセットになっており、コーティングの耐久性が高いというメリットがあります。
いずれのコーティング剤も、作業方法などが記載されていると思いますので、注意事項などをしっかり読んで作業を行いましょう。