電子レンジに使用してはいけないものを知っておく
キッチンで汚れが付きやすい場所として電信レンジが挙げられます。
電子レンジは自炊をしない人にとっても使用しやすい家電製品であり、出来合いのお惣菜や弁当を購入した時によく使用される機器です。
しかし一見便利な電子レンジも、使い方を誤ることで大きな汚れが付いてしまいます。
電子レンジを使用する前に絶対に知っておいてもらいたいこととして、卵やソーセージ、さつまいもなどという食品は直接加熱してはいけません。
そうした外皮に覆われたタイプの食品は電子レンジで急激に温めてしまうことで破裂しやすく、それがもとで電子レンジ内部に大きな汚れをつくってしまうのです。
破裂をしたあとも数分電子レンジを回してしまうとこびりついた部分が乾燥をしてしまい、ちょっと水拭きをしたくらいでは汚れが落ちません。
電子レンジを汚さないためにも、まずは温めることで破裂をおこしやすい食材を理解し、適切な使用をしていくことが大切です。
ちなみに他にも電子レンジで加熱してはいけないものとして、スープやコーヒーなどの液体、ペットボトル、缶詰などの金属類があります。
電子レンジにミカンの皮を使うという生活の知恵
しかし仮に電子レンジで失敗をしたことがあると言っても心配することはありません。
身近な品物を使ってキレイに清掃することも十分に可能だからです。
生活の知恵として知っておきたいのがみかんの皮で、これを上手に用いていくことで市販の洗剤以上の効果を得ることができます。
電子レンジの清掃においては特にみかんの皮の威力は絶大で、簡単な作業で一気にキレイにしていくことが可能となります。
みかんの皮には「リモネン」という成分が含まれており、これが洗剤として高い効果を生み出してくれます。
この「リモネン」を用いた食器洗い洗剤もあるくらいなので、単なる民間の知恵以上の効果が期待できると思ってよいでしょう。
みかんの皮を使った清掃方法としては、まずみかんとともに耐熱皿とタオルを用意します。
濡れタオルで電子レンジの内部についている汚れをざっと拭き取っておき、それから耐熱皿に水を数滴とみかんの皮を入れます。
それを電子レンジの中に入れ、500Wなら45秒ほどそのまま温めてください。
この加熱によりみかんの中のリモネンが電子レンジ内に発生するので、取り出す頃にはかなりよい臭いが中から感じられるようになるでしょう。
ちなみにこのみかんの皮を使った脱臭は電子レンジの他にも有効で、キッチンの鍋やフライパンの臭いを取ってくれるといった効果があります。
キッチン以外にも、下駄箱など臭いがこもちがちな場所にみかんの皮を置いておくだけで、強い消臭効果を発揮可能です。