気になるキッチンの臭いの原因とは
古い建物のキッチンに入った時には、なんとも言えない嫌な臭いがするものです。
嫌な臭いの原因として考えられることとしては、生ゴミや付着した油の臭いといったことがありますが、何よりも影響が大きいのは排水口です。
排水口はキッチンで使用した洗い物の排水を受ける場所であることから、長年使用をしているとどうしても汚れが管の内部に付着していくことになります。
もし最近キッチンがなんだか臭いなと感じたら、臭いのもととして考えられる「ゴミ箱」「排水口」「冷蔵庫」「電子レンジ」「魚焼きグリル」のどれが一番強い臭いを発しているかを調べてみてください。
それ以外にもキッチン部分全体がどうにも臭いという場合には、料理をしている途中で飛び散る油や汁気などが壁や床に付着し、そこからバクテリアが繁殖していることも考えられます。
原因が特定できれば取るべき手段もわかってきますので、まずはできることから対策をしていくことが大切です。
まず手軽にできる消臭対策としては、キッチン専門の消臭剤を使用することがあります。
おすすめのキッチン消臭剤が以下の3つです。
【キムコ ジャイアント-小林製薬】
備長炭の8倍のパワーの活性炭を配合した冷蔵庫用の脱臭剤。
330円程度と安く購入できるのもポイントです。
【消臭力 生ゴミ用スプレー-エステー】
スプレータイプの抗菌剤配合で、キッチンの気になる臭いを消臭してくれます。
臭いのもとになる雑菌の繁殖を防ぐので、休日などで生ゴミをすぐに出せないときの対策にも便利です。
【ファブリーズ お部屋置型-P&G】
消臭剤と言えばお馴染みのファブリーズです。
色々な種類のものがありますが、常に臭いのもとが発生している台所では部屋置き型を設置しておくことで、効果的な臭い消しをすることができます。
自分で消臭剤を作ることもできます
便利な市販品があるとはいえ、毎日のキッチンに常に使用をするのは大変です。
そこで安価で効果の高い自作消臭剤を作ってみましょう。
キッチン部分の臭いのもとは先にも紹介したように雑菌の繁殖が原因なので、雑菌の繁殖を抑えることができる成分を配合することが基本になります。
雑菌に効果的なものが精油です。
精油は天然素材をもとに作られるもので、アロマとしても広く知られています。
中でもペパーミントやレモン、オレンジスィートといったものは抗菌作用が高く、除菌後に爽やかな香りをもたらしてくれる成分です。
精油類は雑貨屋やアロマ専門店で取扱されていますので、それらを購入したら無水エタノールまたは90度以上のウォッカ、軟水のミネラルウォーターと一緒に配合しましょう。
精油は水50mlに対して10滴程度で十分な効果がありますので、それをスプレー容器に入れて気になる部分に吹き付ければ完了です。