シャンプーを買いすぎてしまったという時のために
毎日の入浴で使用するシャンプーですが、購入こそしてみたもののあまり肌に合わなかったということもよくある話です。
市販品のシャンプーはかなり多くの数が販売されていますが、中には髪質をべとつかせたりきしませたりと、かえって悪くしてしまう場合もあったりします。
そうした時に合わなかったと捨てるにしてももったいないですし、一度開けてしまったものを他人に譲ったり売ったりするということもできません。
そうした時のために覚えておいてもらいたいのが、シャンプーを他の用途で使用するという方法です。
シャンプーとして販売されている製品は頭を洗うものという先入観がありますが、含有成分は他の住宅用洗剤と同じ界面活性剤となっています。
界面活性剤は水にも油にもよく溶けるという特徴を持っており、油汚れに対応する食器洗い洗剤や衣類用洗剤にも使用されているものです。
ですのでコスト的には割高になりますが、そうした住宅用の洗剤として再利用すれば、廃棄をするよりもたいぶ有効に使用をしていくことができます。
シャンプーだと思わずただの洗剤だと思えばあらゆる場所で使用できますので、スプレーやボトルに詰め替えておくと便利です。
住宅用洗剤として使用してみると効果が高い
シャンプーの用途は色々ありますが、使いやすいところとしてはお風呂掃除用洗剤があります。
浴室洗剤の代わりに使わなくなったシャンプーをスポンジに取ってそのまま清掃をすることで、泡立ちよく清掃をしていくことが可能です。
もともとシャンプーは人の皮脂汚れを取り除くことに特化して作られているわけなので、浴室洗剤としての使用ならそれほど抵抗感なく使用できるのではないでしょうか。
次におすすめなのが、シャンプーを衣類洗剤として使用する方法です。
こちらも皮脂汚れに対応できるシャンプーならではの使用方法となります。
衣類を洗う時には特にウール洗剤として使用をすることでかなり高い効果を発揮しますので、デリケートな衣類を自宅で洗う場合に使用してみてください。
または下着など、高い洗浄力が必要になる衣類にもおすすめです。
使用をする時にはそのまま洗濯機に入れると粘度が高いので、先に洗面器やバケツに適量を溶かし込んでから入れるとよいでしょう。
ちなみにシャンプーだけでなく、洗い終わったあとにリンスを使ってつけ置きをしてから流すと洗い上がりが滑らかになります。
もう一つ紹介したいのが、ヘアブラシの洗浄用です。
ヘアブラシはなかなか洗うのに苦労をするものですが、定期的に洗面器やバケツにシャンプーを溶かしたぬるま湯に漬け込んでおくことで、クシの部分についた皮脂やフケをキレイに落とすことができます。