外から入ってくる猫による被害
一軒家に住んでいると、たとえ塀や柵があってもどこからか猫が侵入してくることがあります。
猫というのは自分が快適だと思う場所にフンをします。
ですから犬がいなかったり、柔らかい土や砂があったりするところに来てフンをします。
きれいに整理したばかりの花壇に猫のフンを見つけてやり場のない思いをした人も多いのではないでしょうか。
猫というのは犬と違って塀でもどこでも飛び越えてしまうので、いくら庭を囲いで覆っても天井の部分が空いていれば入ってきてしまいます。
ですから猫が来ないようにするためには、忌避剤を使うのが有効な対策です。
猫を寄せ付けなくするためには
猫というのは嗅覚が非常に敏感です。
ですから猫が嫌いな匂いのするものを庭に置いておくことによって猫を寄せ付けなくすることができます。
忌避剤は市販もされていますが、家でも簡単に手作りすることができます。
用意するものは竹酢液と唐辛子、そしてレモンバームの葉っぱです。
500ミリリットルのペットボトルに竹酢液400ミリリットルと唐辛子10〜15本、そしてレモンバームの葉20〜30枚を入れて2日ほど放置します。
2日後に唐辛子とレモンバームを取り除き、液を4〜8倍に薄めて使用します。
猫がよく通る道に薄めた液をスプレーするのが一般的な方法ですが、空き缶などに液を十分に吸わせたスポンジや古布などを入れて通り道に置いておく方法もあります。
この液体は長期間効果が持続するわけではありませんので、何度も繰り返して作る必要があります。
これ以外に、猫はかんきつ類の匂いが苦手なのでオレンジやはっさく、夏みかんなどを食べた後に皮を通り道に置いておいても猫よけになります。
ハッカも嫌いな臭いのひとつなので、ハッカ系の芳香剤やハッカの匂いのすぐ練り歯磨きを置いておいても効果があります。
猫がいつも花壇にフンをして困っているのなら、花壇に猫の嫌いな植物を植えるのもいいアイディアです。
猫が嫌いな匂いのする植物としてはローズマリーやゼラニウム、レモングラス、マリーゴールドなどが有名です。
コーヒーの匂いも苦手なので、コーヒーかすを撒くという方法もあります。
石や砂利などで防衛
花壇に球根などを植えた時は、猫にフンをされないように枯れ枝を敷き詰めると効果があります。
この他にもホームセンターで売られているとげとげシートやアルミホイルなどを撒いておくと猫が近寄り難くなりますので試してみましょう。
猫は水が嫌いなたちので、花壇に水をたっぷりやって近寄らないようにするといった方法もあります。
超音波発生機器などもありますが、値段が高い上にあまり効かない猫もいるようです。