トイレのタイルにある黒い点は汚れ
ある日気付いたらトイレのタイルに黒い点がついていることがあります。
特に目地の部分には黒い点が出てきやすいです。
この黒い点はとても頑固な汚れで普段の簡単な拭き掃除でだけではなかなか落ちません。
ただ、工夫して掃除をすればすっきり白い状態にすることができます。
トイレのタイル汚れは複数の種類がある
トイレの汚れは一種類ではありません。
そこで汚れに応じた掃除の仕方が必要です。
まず、トイレも髪の毛やホコリで汚れやすいです。
あまり長い時間を過ごす場所ではないですが、意外と髪の毛もホコリも落ちています。
そのためこまめに掃き掃除をすることが必要です。
次にとても目立つのがトイレの目地の黒ずみです。
黒ずみの原因は黒カビで、尿や便器、手洗器からハネた水が原因で発生します。
放置してしまうとどんどんと黒ずみは濃く大きくなっていき取れなくなるので早めの対処が大切です。
他にも便器に近い部分のタイル目地は黄色い汚れがついています。
これは尿が跳ね返ってついたものが固まる尿石です。
ちょっと擦っても落ちるものではなく、放置をしてしまうとトイレの嫌な匂いの原因となるので気をつけましょう。
トイレのタイル掃除の方法
トイレのタイル掃除はどのような方法で行うといいのでしょう。
まずはタイルの表面と目地の部分とで掃除を分けるようにします。
トイレの床の表面は簡単に拭き取っていくだけで充分落ちます。
拭き取るタイプのトイレクリーナーを使って拭き取るのでもいいですし、トイレ用洗剤をかけて拭き掃除をするのでも良いです。
3分もあればタイルの表面は仕上がります。
タイルの目地の黒カビや黄ばみはこういった拭き掃除では落ちません。
そこで塩素系漂白剤を使ってしっかりと汚れを落としていく必要があります。
洗浄力が強いのでゴム手袋をして手につかないようにして作業をしましょう。
まずは目地に合わせて塩素系漂白剤を直接かけていきます。
その後5分から10分ほどそのまま放置して中までしっかりと成分が浸透するまで待ちましょう。
最後にブラシでしっかりとこすって漂白剤を拭きとっていきます。
漂白剤が残らないよう念入りに拭き取り、気になる場合には雑巾で拭き取るときれいに落ちやすいです。
もしも拭き取っても黒カビや黄ばみが落ち切っていない場合にはもっとしっかりと浸透させて落とすことが必要です。
そこで、気になる場所に漂白剤を掛けた後、キッチンペーパーをかぶせてしっかりとパックをするようにします。
このパックをするとしっかりと奥まで漂白剤が浸透してくれますし乾燥を防ぐことができるので汚れが落ちやすくなります。
黄ばみを落とす際には専用の洗剤もあります。
あまりにも汚れが落ちない場合にはそういったものを使うのも一つの方法です。