家庭用ほうきの種類と使い方
掃除の必需品の一つがほうきとちりとりですが、ホームセンターなどに行くと複数の製品が販売されているのを見かけます。
ほうきは古くからある清掃用具で、上手に使用することでかなり室内をキレイにすることができます。
掃除機を使うよりも部分的にキレイにすることも可能ですので、ぜひ家の場所に応じてほうきの使い分けをしましょう。
ほうきの種類はいろいろありますが、代表的なものがフローリング用の「シュロほうき」、玄関・ベランダ向けの「黒シダほうき」、玄関前の「赤シダほうき」などです。
ほうきの種類は掃き出す部分に使用している素材によって決まっているので、使用する場所に多くあるゴミに応じて硬さや密度を決めていきます。
その他にも「化繊ほうき」や「竹ぼうき」「ヤシの葉脈ほうき」といったものもあるので、住宅外の清掃にも使用可能です。
まず住宅向けのほうきとして、一本は備えておきたいのが室内用の「シュロほうき」です。
これはシュロの木の皮をまとめたもので、小学校の清掃用具として広く使用されています。
シュロほうきのメリットは、キメが細いことからフローリングの床を丁寧に掃き出すことができるということと、木の繊維によりワックスがけをしたようなツヤが出るということです。
なお和室がある住宅では、畳用として「ほうき草」のものを使用するのがおすすめです。
これは薄緑色をした住宅用のおなじみのほうきで、別名「和ほうき」と言われたりします。
ほうきと一緒に選びたいちりとり
ほうきと一緒に必要になるのがちりとりです。
玄関用のほうきなどでは最初からちりとりがセットになっているものもありますが、中には使い勝手があまりよくないものも見られます。
毎日の清掃でかなりたくさんほうきを使うという人にぜひおすすめをしたいのが、「ブンチリ」と言われることもある「文化ちりとり」です。
「文化ちりとり」は、TDLでキャストが園内を周りながら清掃しているときに使用しているように、非常に使い勝手が良くすばやくきれいにすることができます。
ブンチリの特徴は腰をかがめずに使える長い柄と、手元で開閉することができるフタがついていることです。
歩きながらさっとごみをほうきで掃き入れることができるとともに、かなり大量のゴミも一度に収納することができます。
普段あまり多くほうきを使用しないという時には、通常のポリエステル製の手元ちりとりでも便利です。
ちりとりの素材はポリエステルの他に化学繊維などのものがありますが、洗いやすく汚れがつきにくいものを選ぶのがよいでしょう。
清掃が終わったほうきを保管する時は、できるだけ吊るしてまっすぐにしておくようにしてください。